NS-1:先生、桶って字、十書いたら沼みてぇだぜ。百書いたら・・・
tarawo:"桶川"だな。桶川になるまで書いてみろこの物語は、2スト50ccの衰退に戦いを挑んだ熱血ライダー達の記録である。
関東ロードミニ界においてまったく無名の弱体バイクが荒廃の中から
健全な精神を培いわずか数年でトライアウト優勝をなし遂げた奇跡を通じて、
その原動力となった信頼と愛を余すところなくプログ化したものである。

今回のテーマ
レースは走る実験ヒップ
∧_∧
( ´∀`)
/ つ
(_(_ )
しし′
レースは走る実験室
前日まで色々な事がおきまくったんですけど、
皆さんが尻たがっていたレース日の事を中心に書き、
これまでの道のりは後日書きます。
写真もこれまた後日。(じゃ)もうし訳ありません。
■朝セレブハイウェイからの場所取り済楽々で、
重役出勤。
前日から宿泊のりょう55さんYNOR兄ィと合流、

受付からーの、車検、
そうそう、
車検時にまたしても「すげぇ」と聞こえてきて、
誰が何処から言ってるのか分からず、桶川には「すげぇ」と鳴く猫が
居るんじゃないかと疑うほど。
そんなにワイのNS-1は「すげぇ」のか。
ちなみに受付ですが、ネットエントリーの人は何も持たずに、
事務所にいってクラスとゼッケンを言えばOKです。
んで、誓約書に拇印します。
…ネットエントリーじゃない人は受理書を見せていたような。
■お手伝いちなみに本日のお手伝いは、
YNOR兄ィ、兄ィ関係のヤング、りょう55さん、およねさん、
そして、
■女子じゃないか!前日からいろいろ(心の)サポートをしてくれたりょう55さんが、
レース当日は知り合いが参加するので手伝うんですよ、と言ってて、
「ふーん」どんな中年オサーンががくるんかいな?と思ってたら、
キュートな女子でたまげた。
NSR50でのトライアウト参戦みたいですよ。
チーム名が空白だったのでこれはすーぱーたまちゃん入りあるで(嘘です)

■練習
予選二組目は8時57分ぐらいから練習走行、
5分間だけなので本当に数周、
本来はバイクの調子を見る為の走行です。
とはいえここでソコソコのペースにしておかないと、
一日を通してペースを上げられない(…と思っている)
なんとなく回転がパリッとしなくて、
最終コーナーも上手く回れず、
42.252
1秒に入れてやると思ってたけど入らなかった。
やや中高速のパンチが無いのでYNOR兄いがキャブをセッティングしてくれた。
■予選
転んではいけないのですが全力で、
これもなんだか高回転のパンチがない気がした。
M字内、半クラを使い立ち上がる。
とりあえず1秒台はタイマーで見えたので何とかなるかな。
調子がいいと最終コーナーで飛び出しそうになるのですが…。
41.869
今までのベストが41.7か6ぐらいだったので、悪くはないのですが、
もっと出る筈、
■やな予感予選結果は結局13位
この時、
みんな(´・ω:;.:...
となっていた。
そそそ、そうだよねぇ。
前回から少し順位があがっただけですもんねぇ。
ごめんなさいごめんなさい、
ただ、41秒台に10台くらい入る何が起きるか解からない展開。
なので希望を持ってがんばります!

兄ィ差し入れのたこ焼きや今川焼きを大量に食べてしまう始末…。
いやこれがトラクションとなり飛ばずに済む事になる!
そうそうこの頃でぐぉ夫妻が応援にきてくれました。でぐぉ氏もミニバイクをやるので、
トライアウトいーっすよへっへっへと宣伝しておきました。
■決勝前M字が上手く通過できないのと、
1ヘア、最終とうまくいかないので、
スプロケを1丁ショートへ、
これでもこの間の練習では41秒が出ていたのだ。
また、YNOR兄ィが更なるセッティングをしてくれて、
きれいに吹け上がるようになっていた。
そもそもエンジンがカリカリなのと24パイのキャブなので、
セッティングがシビアになってきてて、
YNOR兄ィは気温上昇と共にセッティングをしてくれて、
最後の最後までバイーン、バイーンとレーシング(空吹かし)、
して確認してくれていたのだ。
冗談抜きでYNOR兄ィとヤングで、
三億回ぐらいキャブをあけて清掃とセッティングを繰り返してくれた。
■いよいよ決勝
さて、


グリッドについたらエンジンがプスンと止まって肝を冷やす、
ワザと止まった事をピットロードのYNOR兄ィに知らせるべく大げさに押しがけ、
コンクリートウォールでも「マジか!」
と、なっていたらしい。
13番グリッドは、
イン側なので少し気が楽です。
スタート
ビッグキャブだったのでストールが超怖かったのですが、
リアクションタイミングとクラッチミートがかなりいい感じ!
パワーバンドで加速して即二速(あらかじめ準備してたから)、
そのままロス無く加速して1コーナーへ、
この時アウト側の人達が躊躇したように見えたので、
即イン側に倒して入り込んでアクセルオン、で、多分何台か抜いた、
そして運良く更にパワーバンドのまま立ち上がりギア上げて、
ここで3(左)コーナーですけど、これまたアウト側でごちゃっとしていたので、
思いっきりイン側入って、前を見たら数台!
※この後インに入ったんだよぅー
さらに右コーナーを絞め気味で入ってたぶんここで四位!(たぶん四位)
…この周でレース終わりにしてください。
13位→4位
なんかもうよく解からないんだけど、
誰か転んでた気もしたけど、
とにかく4位にいた。
あとで誰かの動画で確認しよう。

M字からタイヤが少し滑って、
通過して最終コーナー、
一回目の倒しこみで、ズゴーッ、前後タイヤ流れる、
!?
瞬時に(っていうか何も出来ないんだけど)、
耐えて、
もう一回倒しこむと更に、ズゴゴゴゴゴと前後流れてアウトへ、
この時に多分2台に抜かれる。
4位→6位
???
だが、心の中では、一瞬四位ならポテンシャル見せれたし一安心でしょ?
と落ち着いてストレートから、1コーナー、そして3コーナー(これ左のヘアピン)、
※一人だけ変な方向
今度はここで、ズゴォーーーッ!
っと更に前後流れて、
!?
えええ何だこれ?
むしろ抑えて走ってるのにこれか???
何かトラブってんのか???
※この時何台かが転んでるのが見えたし、
と、慎重に走る、
んでM字に入っても、
ズゴッ、ズゴゴッ、とタイヤが滑る。
この数回に渡るタイヤ流れ事件を見たレース経験豊富なYNOR兄ィでさえ、
「終わった」と思わせるタイヤの流れっぷりだったそうな。
でもNS-1は大丈夫なのです!
が、
こりゃイカン!
となるべく車体を倒さない走りに切り替える。
そして回ってきて、1コーナー、
ここは90キロ位で突っ込むんですけど、
そこでもズズーっとタイヤが流れる始末。
これ一番怖かった。
そして周ってきたら4コーナーの立ち上がり?に3台待機してて、
アイヤこりゃ相当転んでますなぁ、と。
これオイルでもあるんじゃねぇの?
とあらぬ心配が…
そんな不安要素の中、
いかに順位を落とさずいくかこれはもう自分との戦いなのです。
だって予選13位からの4位ですよ、
今後抜かれない訳がない!
たぶん後ろに一台付いてきてて、音からすると4スト、
※NSFでした。

※写真をみると倒しすぎ説有り。
ぐわー、こりゃイカン!
インフィールドは出来るだけがんばり、
ストレートも伸びるように最終の立ち上がりを考える事数周、

…抜かれた。
でも少し耐えた…。
※ツイッターでバトル楽しかったですと言われたので
少し粘れたのではないか?
6位→7位(多分)
心折れちゃいかん!
いけるとこまでタイムを稼がねば!
と思い更に走るとまた後方から気配が…。

ストレートエンド付近で車体がチラッとみえたけど、
あれ、
あ、
お子供?
アカン!
これぜってーどこかで抜かれる。
お子様はストレート、立ち上がりが速いのだ。

ここから必死に耐える戦いが始まる。
突っ込みを奥にずらしたり、インフィールドの走り方を変えたり、
ストレートエンドで被せて、コーナー侵入をラインをインやアウトに変えたり、
桶川で20年前に学んだ事をここで繰り出します。
これから先の詳細は誰かが撮っているであろう動画を見なければ思い出せない。
※オンボードは撮れてなかったというのと、
っていうか盛大なタイヤ流れのGでベデオカメラがパタリと倒れていた。
一度完全に抜かされたけど、
クロスラインで抜き返せたのが本当に嬉しかった、
桶川旧コースは左のヘアピンから右のヘアピン、
左で抜かれたらクロスで返すのがセオリーなんだけど、
実際中々実践できるもんじゃない。
※肘に力はいりすぎ><
あとはブラックフラッグで呼び出されてた車両や、ブルーフラッグも出て、
なんかすげー荒れたレースでした。

そんな感じでお子様の攻撃を耐え続ける後半戦はなんとか耐え続けたのです。
大人気ない大人気ない。
いや、でもお子様相手に手を抜いたらそれこそ最低の男、(最高の男は○イヤくん)
コース上に出たら大人も子供もねぇ、男対男、レースの厳しさ、バトルの楽しさを、
世界に羽ばたく少年達よオラを踏み台にしてくれ!
あとお子様相手でも大人と変わらなく戦うというのが、
紳士の戦い方なのですっ!
お互い転んだり接触がなくてよかった。
最後にゴメンねと伝えてピットロードに戻る。
卒業しないとぶっ殺されるかと思ってそのままコースを出て高速に乗り、
帰ろうと思いましたが、みんな楽しそうな顔をしていたので良かったです。
何位か解からなかったけど、さすがに一桁だろうと思ってたら、
5、6位と言われ、とりあえず一安心するのでした。
ちなみに決勝タイムは、
42.189
(´・ω`・)エッ?
いやだって、足回り怪しかったんですもん。
■決勝のバイクの感想

アクセルのつき、中高回転のパンチはすごく良かった。
ただ、足回りがおかしかった。
足回りを改善したらもっと速く走れた。
このあたりの原因を調べたいものです。
・前半流れまくったタイヤ
→前は前回レースのみのほぼ新品、リアは極上物
→空気圧は確認済
→ステップアッププレート×2でステップ上げすぎ=倒しすぎか?
→以前はつま先擦った時点で倒さなかった。
・M字上手く走れなかった。
→絶好調の時のくるんくるんって走りではなかった。
→進入でスピード出すぎて止めきれない(多分これ)
→逆にいうとM字は進入のラインから全てが決まってしまう。
→ファイナル
→1速落とし進入で良くなったんだけど、1丁ロング+半クラのがいいのか?
→キャブの付き
→実際はかなりよかったのですがM字を語る上でエンジン特性はとても重要
・スタート前に止まったエンジン
→走行後に止まりかける現象が一日を通じて起きていた。
・リアサス
→いよいよリアが高すぎか?
って感じで、バイク、タイムが速くなったので、車体に影響がでたのかも?
と思ったのが今回のレース(バイク関係)の感想です。
レースは走る実験ヒップ!
∧_∧
( ´∀`)
/ つ
(_(_ )
しし′
■リザルト
関東ロードミニ第二戦トライアウト
参加台数30台 予選13位 決勝6位
ちなみに前回→DNF
前々回→ビリ
■おれいそんな感じで今回車体を色々見てくれてエンジンやらなにやらを提供し、セッティングとか、
色々やってくれたYNOレーシングの兄ィと愉快な仲間達の皆様本当にありがとうございます。
優勝は出来ませんでしたが、入賞と面白いレースが出来たので一安心と僕が言うのではなく、
ぼくはただ走っただけでして、これは本当に皆様のおかげですね。本当に感謝しております。
うおー!
■NS-1について
えー、色々とNS-1オーナーやNS-1でサーキットを走りたい人への
情報がそこそこあるので、マシン詳細は後日書きますが、
ちなみに50ccではありません、
が80ccでもありません、
その正体は!?
レースは走る実験ヒップ!
∧_∧
( ´∀`)
/ つ
(_(_ )
しし′
■おのり超優勝!同日日光サーキットで行われた日光チャレンジロードで、
盟友であった
のりはしさんが悲願のプライドキング初優勝!これは猛烈にすごい!環境のせいにはしたくないが、
サラリーマンレーサーやらなにやら、環境からしても猛烈に頑張った!
プライドキングでの優勝は本当にすごい事なんですよみなさん。
NS-1でぶちのめすので遊びにきなさい(´・ω`・)エッ?
- 2017/04/04(火) 08:02:15|
- 関東ロードミニ2017
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| コメント:4
NS-1君の成長っぷりが嬉しかったり悔しかったり…
桶川イケてない仲間達が増えそうな予感がして楽しみで仕方ないです♪
すーぱーたまちゃん女子部が出来るカモ、カモがいるカモですぞ~
- 2017/04/04(火) 18:18:51 |
- URL |
- りょう #-
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初めてコメントさせていただきます、赤飯と言います。
この度は入賞おめでとうございます!
突然で申し訳無いのですがたらおさんのtwitterを拝見させていただきたいのでたらおさんのIDを教えていただけませんでしょうか?
のりはしさんのは見つかったのですがたらおさんのは見つからず…
- 2017/04/06(木) 17:21:32 |
- URL |
- 赤飯 #-
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>>りょうさん
前日からお疲れ様です!
確かにNS-1が早くなると大事なものを失っていく気もするのですが、
ここでNS-1でもここまで走れるんやで!立てよ原付!(NSR以外)と、
開戦ののろしをあげる旗艦としてNS-1でぶっちぎらなければならないのです!
おや?たまちゃんからメールが…
差出人:たまちゃん
本文:じょし が にゅうぶしたら 嬉しい^^ そしたら だんし イラネ
>>azukさん
コメンツありがとう!
遅いと思われるバイクが速く走る様に人々は熱狂する!
今回も予選13位からのジャンプアップ、スタート後の熱狂がすごかったらしい。
最終的にN1(エヌワン)グランプリをやりたいのです。
のでNS-1買って参加しる!
あ、ここだけの話ですが、次の関東ロードは、けっこうな数のキワモノ原付が参加する予定ですぞ!
>>赤飯さん
連絡できずにすみません、アカウント無事見つけていただいたようでお手数おかけしました!
そんな感じで今後ともよろしくです!
- 2017/04/11(火) 08:11:23 |
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- tarawoさん #-
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