Love_chan タイトル画像 Jyadoucat logo_new_color.gif←今ニーボが熱い!…気がする。

ひとりでできるもん! It is possible to do alone. 俺の速さにお前が泣いた! 今年は”すーぱーたまちゃんかわいい+オートハウスOKR”で頑張ります!

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【classic】 海をなめると… ※荒行日記

海をなめると・・・



jyamounami.jpg
俺が昔サーファーだった頃、柔軟剤はファーファーだった。
父ちゃんは丘サーファーで、故郷はチーバーだった。
わっかるかなぁ~、わっかんねぇだろうなぁ~っ。





※2002年ぐらいの日記を発掘しました。
※解りにくいサーフィン用語に解説を付けました。






八月某日





湘南は台風6号のウネリが全く無くなってしまったので、
実家に帰るついでに千葉の鴨川へ行きました。

※台風が来ると波が大きくなる。湘南より千葉の外房の方が大きくなる。







ウネリも収まり良い感じかな?と思ったんで鴨川の河口付近に行きました。
しかし予想外のビッグウェーブでサイズは頭オーバー、
波数多めで更にダンパー気味でした。
普通の人は入水しないコンディション…。

※自分の身長より大きな波が沢山きて一気に崩れるというコンディション。





セットがデカすぎで おおお、雄大ではないか地球って凄い!
・・・と思わせる波の大きさです。


※セットは通常よりも大きな波が数本まとめてくる事をいう。
15分に一回ぐらい来る。見ていた波の1.3倍、さらに2倍(オバケ)と呼ばれるセットもある。













「さー、他の場所に行こうかな〜」



と呑気に考えていると、
連れの母の務めている会社の御曹司的ボウズが



「さぁ、たらちゃん!
入りましょう!」





なんて言ってきて、絶対に入りたく無かったので色々な理由で嫌がっていると、
ボウズが一言




「湘南で鍛えてるんでしょ〜?」


心の隙間をつついてきました。


















湘南で鍛えてるんでしょ〜?

湘南で鍛えてるんでしょ〜?

湘南で鍛えてるんでしょ〜?

湘南で鍛えてるんでしょ〜?

湘南で鍛えてるんでしょ〜?

湘南で鍛えてるんでしょ~?

湘南で鍛えてるんでしょ~?











ななな、なんですと!


俺に対する挑発行為か?


だがこの若いボウズを危険にさらすわけにはいかない、
これは年上として毅然とした態度をとらねば!


が、


・・・「じゃあ入るよ〜」



と答え、入るハメになってしまいました。








良く観察すると、巻き気味のクローズで、
沖には数人のサーファーが居るものの全く乗れていませんでした。
テイクオフから思いっきり巻かれている人がほとんどで、
どうやってゲッテングアウトしたら良いか悩んでしまうほどでした。

※巻き気味とは波の斜面が紙を丸めたようになっていて、とても急で、
テイクオフ(波にのる)事が難しくなることをいう。
クローズとは大きすぎて入れない波のことをいう。









どーーーーーーーーーーん!

…波打ち際に爆撃のような轟音が響きます。







グランド側から出ようとしている人がインサイドから出れずに
あっと言う間に河口付近に流されて来てしまいます。

※インサイドは波が崩れている岸側。

やる気なさげに着替えて、





ロングを持つ連れのボウズと波打ち際からゲッティングの作戦を
立てています。カレントがどこにあるか何か全然判りません。
あ、僕はショートボードでした。

※ロングボードは容易に波に乗れる。ショートは難しい。というイメージ。
単純にロングは浮力がある=パドルし易い乗りやすい。
ショートは浮力がない=パドルしにくく乗りにくい。
ただ波をラディカルに攻めるにはショートボートの方がいい。
細かいターンを繰り返し波の美味しい場所にいる為。
ちなみに台風の波だともちろんロングでは難しい。波の力をモロに受け取り回しが困難。









とりあえずグランド側から出よう!
と言う事になりゲッティングをし始めました。
スープが沢山押し寄せてくるな〜なんて呑気にパドル、
あ〜崩れた〜、もぐれ〜、と、ドルフィン、呑気にゲッティングアウトをして行きます。

※スープは波が崩れた後に出来るアワアワの部分。
ゲッテンングは沖に出る事。




それにしても波数が多い・・・








ドルフィン数十回、かなり苦戦、
やっと 波待ちしている人が見えた時に、
沖から壁が生まれているのが見えました。

※ドルフィンはボートを沈めながら潜り、崩れてくる波を潜ってやりすごす事




「やべ〜セットだ〜」



連れのボウズと一緒にボードを捨ててもぐったり、ドルフィンしたり、
セットをかわしつづけましたが、
気が付くと河口の中まで流されていました。
その後連れのボウズは河口に上陸
ぼくは河口入り口のテトラに当たりそうになりながら上陸しました。

※波が大きすぎるとドルフィンが通用しないので、ボードを捨ててもぐる事になる。
が、これは最終判断。
















ああ失敗だ!つかれた・・・

言い出しっぺのボウズも戦意喪失です。

やるきゼロ・・・ 情けない・・・



















またグランドの方に戻り砂浜に体育座り、
海を観察してみました。
海綿体と噂されるスカスカ脳みそフル回転です。






すると・・・










セットみたいな奴は、
十三分ぐらいに1回、
カレントはインサイドが強烈に、
グランドから河口へ、
グランドと河口の中間、
インサイドよりがブレイクしづらい

と言う事に気が付きました。

※カレントは波によって生まれる流れの事、大体は横に流れてから集まり沖に向かっていく、
川や人工物で流れが複雑になる。海難事故はこれで起きる。






















一人でぶつぶつ考えています。
そして連れのボウズがムキになってパドルアウトしたがっているので
また入ることになりました。












ほぼグランドから入水を開始・・・







ぼくがタイミングを計っているとボウズが、
「いまだ!」とゲッティングしていきました。



「ぬぁ〜にが!いまだ!だ!ばかめ!」
と内心思いました。

案の定・・・





彼はロングにも関わらず前に進まず
インサイドを河口に向って横に物凄いスピードで流されていきます。
前にも進んでいますが連続した波に戻されます。
あ〜あ、また失敗だよ〜、と思いながら僕のタイミングのセットが来ました。
もう少しだ!



















作戦としては

インサイドの流れが左から右なので
まず河口に向って思いっきり左側、
グランドからからゲッテイングアウトする。


流されつつも沖に着く頃には適正位置だ!






<予定>

ゲッティングする。

セット来る

インサイドでセットの残りスープを受け耐える。

セットが終わった瞬間鬼パドルでゲッテイングアウト

通常の波は乗り切る

沖に着くまでにセット食らわず出れる!

セットは沖でうねりの内にかわす。

ナイスライド(直滑降で可)

尊敬と羨望のまなざし

モテモテ










と、自分に言い聞かせてゲッテイングしました。

「いまだ!」

早速沖のセットが見えます。
「お〜くずれとる、くずれとる」
スープが迫ってきます。なんとか耐えて更に沖へ・・・
この時点でドルフィンをやりすぎで力が入りません。

※ドルフィンはボードを沈めるので力を使う。最初は全然出来ない。
サーファーがムキムキになるのはこれとパドルのせい。










ここからが勝負、
このセクションを抜け沖へ出れればセットを食らわずに沖へ出れます。

鬼パドル、はぁはぁぜぃぜぃ…。


そして遂に、
念願の沖へ出る事ができました・・・




それだけで勝ち誇った気分です。








そして・・・
こんな日の沖の静けさを解ってもらえるでしょうか?



しゅぅうううううううう




ざざざざざざざざざざざざざ







メリメリメリメリ…ムグググググ…










どーーーーーーーーーーん!











しゅぅうううううううう




ざざざざざざざざざざざざざ







どーーーーーーーーーーん!















しかし・・・


























の、

・・・乗れないよ、

お、

おれ、こんな凄いの乗れないよ、




でかいし、厚いし、鴨川のパワーだし・・・

※鴨川は地形的にかなりパワフル、ボードを折ったり、骨を折る人もいる。
また100%の力で沖に出てしまうと波に乗れない帰れないって事になるので、
70%ぐらいの力で出られるポイントを選ばないといけない。
したがってこの日はこの時点でアウト






波待ちしていても崩れる波からはただならぬパウワを感じます。
爆撃を受けるとこんな感じなのだろうか…



しゅごごごごご・・・



どーーーーん!






さぁあああああ

(スープの残り雨)



どうしよう・・・

気が付きゃ超沖、



岸の人間が胡麻粒です。
これ、カレント沖にむかってねぇか?




一応白い家を目印にして波待ちを続けます。
乗れそうな波は中々入って来ません、
やっちまった感が全身を襲い心臓バクバクです。







うねりは来るものの、
パドル力がなく波にスピードが合わせられなくテイクオフが出来ません。

※大きな波はゆっくり迫っているように見えるけど実はものすごいスピード、
パドルで波の速さに合わせ斜面を落ちる重力と押し上げる波の力で進むので、
とにかくパドル力がないと何も出来ない。その為大きな波では長いボードを使う事がある。





しばらく乗れずに躊躇していると・・・
目印の白い家が視界の右側にずれていました。

ん、カレントか?





と思い右のサーファーめがけてパドルを開始しました。


結構全力で漕ぐと
右のサーファーとの距離は縮むのですが、
体はぐんぐん河口へ向い流されて行きます。
心待ちか沖にも流れているような・・・
おっかなくなって岸と元の方向へパドルするんですが、
全然進みません、




「や、やばい!」




周りの何人かも戻ろうとパドルをしています。
どんなにパドルしても河口への流れから抜けられません
やめた瞬間の流れの速さを体でも感じます。

ふと頭に
流れ>自分のパドル力(既に限界)=流される
という式が浮かびました。



「やばい」





背筋がスゥーっとなってきます。
パニックになりかけたその瞬間、

「やばい」


「やばい」


「やばい」





今度は河口を抜け、
ぐんぐんぐんぐん
自分がある人工物に向って流されていることが解りました。



そいつの名は


















テトラポット・・・



















aikoが歌っているアレですな・・・







しかもそのテトラポッドの裏側では
波がシフトしながらチューブを巻いています。


どーーーーーーーーーーん!




「やばいよ やばいよ やばいよ」






ドクドクドクドクドク・・・



「やばい」


「やばい」


「やばい」





このサイズでテトラに吸い込もれたら生きては帰れません。
テトラの上に逃げるという荒業もありますが、
テトラ自体に波がかかっているし、
このサイズでは無事に居られるかどうかも解りません。



「やばい」


「やばい」


「やばい」







一瞬で判断しました。





もう方法は一つしかありません・・・





ホレホレ頭オーバーダブルかトリプルか
とにかくデカい
ダンパーに
乗って帰る・・・










以前頭サイズでさえ河口の波のパワーには翻弄されました。



だが行くしかない!









とりあえず岸に向って全力でパドル、
ブレイク地点を目指します。







沖からうねり・・・





しかし、厚すぎてスピードも足りずテイクオフ出来ません・・・




気持ちはあせるばかりで、
足もビビリでスゥーッとしてきました。





「やばい」


「やばい」


「やばい」











岸に向けて全力鬼パドル!










だが・・・



テトラ目前っていうかテトラの裏に流されつつあります。



さ、最悪だ〜





「やばい」


「やばい」


「やばい」











そして


わたしは



最後の作戦に出ました。







そ、それは 
波にのまれて岸側に
持っていかれる

方法です。


崩れた波は
必ず岸に向かうはずです・・・

そこにいれば自分も岸に戻れるはず!







早速岸に向ってさらに鬼パドル!






手ごろな波がブレイクしてき来たのでテイクオフするふりをして遅めに
飲まれました。頭を手で覆って・・・板から離れて・・・
体が投げ出されます。

ふわっと空中を投げ出され・・・


どぼーん










ぐるんぐるん











今までの経験から推測すると、
テトラの手前は波が厚く上の方だけブレイクする事が多いんです。
運良くそれに飲まれる事が出来た様です。




ハアハアハアハア・・・

そして水面に顔を
出した瞬間
次の作戦を実行しました。

沖からは
崩れたばかりの
スープの壁が!



いまだ!




板にしがみつく!











以前友達と話していたんですが、
板が折れない限りは必ず水面に浮いてくるんだから、
体だけで巻かれ海底に持っていかれるより
最後までしがみつけば岸に帰れるんじゃね〜の?

という仮説からなる危険な作戦でした。





野生の勘で実行!






※この曲の最初の部分を想定












どどどどどどどどどどどどどど





















どーーーーーーーーーーん!






そして!板にしがみつき波待ちました。
テイクオフ、おっ、スープに入った!


ごごごごごごごごごごごご





スープの中で体は上下左右に揺さぶられ、跳ね、時に回転、
まくられそうな体を必死に岸に向け、
無理矢理スープの中を進みます!









その作戦は大成功!
板と共にぐるんぐるんに巻かれたものの気が付くと岸がちかづいていました。











「おっしゃ〜」









そして






浅瀬に、
砂に足がついた!









しんじらんない軌跡の生還100連発!
目はまわり、ふらふらと岸に上がり生還した事を実感しました。







友人達の話によると

インサイドでも突然カレントがものすごく強くなっていたそうです。

沖を見ると何人かが流されかけ、
同じように戻ろうとしています。














サーフインをやっている人ならこの恐怖が解ってもらえたと思うのですが・・・







今では浅はかな気持ちで海に入った自分を反省しています。
あ〜恐かった、もう入んね〜
















皆さんもカレント等に気を付け自分のレベルにあったポイントに入りましょう!
台風の時は特に・・・
ローカルのみなさんすみません・・・
















<参考資料>

umimap.jpg



































aikoかわいい超かわいい!スーパーaikoかわいい!


  1. 2015/12/04(金) 12:28:07|
  2. サーフ荒行
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